全都小学校PTAオンラインミーティング 「オンラインで広がるPTAの可能性」

全都小学校オンラインミーティングで一般社団法人アルバ・エデュ代表理事 竹内明日香様より話題提供として「オンラインで広がる可能性」についてお話いただきましたのでご紹介します。

感染症拡大に伴い、2月末に学校の一斉休校が始まり、あれよあれよという間に緊急事態宣言が発令され、学校再開のめどが立たなくなりました。
このままでは子供たちが煮詰まってしまうという危機感から、竹内さんたちは早速無償のオンライン授業の提供を始めました。

そのうちに学校でのホームルームをオンラインでとの声があがり始めました。
なぜ授業ではなくホームルームを求められたのでしょうか?
それは「生活リズム・友達とのつながり・心のケア」が必要とされていたからだったのです。
しかし、その取り組みを遂行するのにはさまざまな困難が伴いました。
自治体や学校、家庭の三すくみに阻まれているのが現状でした。

竹内さんは、特に日本のICT教育の遅れをとても懸念されているそうです。
私立や国立の学校はすでに70%近くはオンラインの対策をしていますが、公立学校は5%程度といわれています。
つまり子供がどこに通っているかで、すでに教育格差が広がってしまっているということです。
他にも、世界とのICT教育の格差、今後予想される感染症の第2波が現実になった場合、就活での格差、家庭学習での格差、不登校・病床児の教育格差などが、ICT化の遅れによって懸念される事柄です。

この問題を解決するためにはPTAという組織は有効であると、竹内さんは考えているそうです。
保護者の生の声というのはとても大切で、一人では届かない声も多く集まれば大きな力となり得るからです。
そのためにも、PTA組織を活用していくことをお奨めしているそうです。
皆で手を取り合い、オンラインの可能性をますます広げていきたいとのことでした。

その他にも、今回のコロナ禍でできなくなった学校行事を実現できないかと、オンライン社会科見学やグローバルオンラインホームルームの開催など、さまざまなコンテンツを提供されていることをご紹介いただきました。

 

竹内さんのお話は、立教大学の中原淳先生の言葉を引用して、こんなメッセージで締めくくられました。

「ITスキル」はスキューバダイビングのボンベです。
これから大海原に泳ぎ出そうとしている子供たちに、私たちは、どんなボンベ でもかき集めて、使い方を教え、身につけさせて送り出しましょう!