第6号全国学校飼育動物研究会誌

東京都小学校PTA協議会(都小P)には、いろいろなお知らせや情報が届きます。これは定期的に送られてくるメールマガジンですが、興味深いものなので、ご紹介します。

*******************************************************************************今年度、生命尊重の指導のために、生活科に飼育がより一層位置づけられますが、その方法を知ることが大事です。

第6号全国学校飼育動物研究会誌
「動物飼育と教育」うちの園・学校の動物~教育課程と飼育~」記事より

(目次)

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1.久喜市立青毛小学校の実践
2.久喜市教育委員会「命の教育として飼育推進」
3.久喜市 学校動物飼育の指針
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1.久喜市立青毛小学校
「豊かな心を育む学校飼育活動の取り組み」
①保護者・児童による動物飼育活動
②児童・教職員による飼育活動
③獣医師による学校訪問指導
を3本の柱とした飼育活動を各教科、道徳、総合的な学習の時間などに関連づけ、学校の教育目標「命の教育・豊かな心の育成」に繋げている。成果は 子どもの居場所づくり、命の大切さを感じる、動物や子ども同士の気遣いなどに現れている。また、保護者との連携など学校運営上にも効果が上がっている。

2.久喜市の教育委員会は、「学校の動物飼育推進」のために「学校動物飼育の指針」を設け、管理職・教員の研修を毎年行い、市獣医師会と連携して、学校を支援している。
第6号全国学校飼育動物研究会誌(3月発行)にこの指針と記事が掲載されているが、
教育委員会指導部は記事のなかで以下のようにまとめている。
「獣医師との連携体制をとって4年、飼育の意義もふくめて学ぶことが多大であった。

飼育方法だけでなく、動物の見方を学ぶことは、子ども一人一人をあたたかくみつめることにもつながる。これも専門家である市の獣医師会員の親身な指導があったからこそで、専門家の支援がいかに教育に必要かと痛感した日々であった。
本市では、不登校の児童生徒や発達障害等特別な教育支援を必要とする子どもたちへ、専門の医師による学校巡回訪問指導も立ち上げ、きめ細かい指導に取り組んでいる。
専門家による支援をいただくことによって、学校の教職員の活動がより焦点化され、効果が上がることを実感している。
今後も一層の充実を期し、努力していきたい。(ほぼ原文)」

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3.(久喜市)学校動物飼育の指針 (転載)
1動物飼育に当たって
学校における望ましい動物飼育を行うにあたっては、 必要かつ十分な条件を整えることが大切である。
動物飼育のねらい実現には、まず学校で動物を飼育する意義や目的について、教科や特別活動等における位置づけを明確にし、飼育に対する考え方をしっかり持たなければならない。次ぎに、それを保護者や学校の近隣及び地域の人々に説明し、理解や支援を得るようにする。飼育活動にこれらの人々の意見を反映させることも考えられる。
動物飼育のあたっては、何よりもこうした取り組みが必要である。そして、これを毎年確認し合い、常に新な気持ちで飼育を続けることが大切である。

2動物飼育のねらい
(1)児童生徒に、動物の飼育体験を通して、自然のしくみを知り、命の尊さや思いやりの心を育む。
(2)友達と協力して動物の世話を継続して行うことによって、責任感や協調性を育む。
(3)動物達と直接ふれあう体験を通して、豊かな心を育む。
(4)地域の方や獣医師との連携を通して、多くの人に支えられていることを学ぶ。
(転載終わり)
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全国学校飼育動物研究会
事務局長 中川 美穂子
T0422-53-7099 F0422-56-9086
mihi-n@mua.biglobe.ne.jp
「学校飼育動物を考えるページ」
「学校飼育動物研究会」
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全国学校獣医師連絡協議会(CAS)主宰
日本小動物獣医師会 学校飼育動物対策委員会 (動物介在教育支援)
社)日本獣医師会 学校飼育動物委員会 副委員長
(202-0023 西東京市新町5-16-29)
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